ヒントは外にあるらしい

上海在住として1年が経過した。

当初は全てに物珍しさを感じて日々が新鮮だったものだが、どうも最近は日常のマンネリ化に悩み始めている。

一時期ハマりかけていたローカル料理も、夏場にさしかかって臭いがきつく感じ始めたことや、基本的には色々な値段が上昇している中での安さに対して、安全性に対する不安が募ってしまい、結果的に足が遠のいてしまった。

この国には安くて良い物っていう感覚はあり得ないなとつくづく思う。

むしろ一つぐらいはバカみたいに高いほうが気になるし、目立って良いんじゃないかと思う。

 

一杯300元近く(5000円ちかく)のコーヒーを飲んでそんなことを思った。

※ぼったくりではない

 

日本からの出張者をアテンドしたときも、自分自身の体験としては高揚するものは無く、出張者が喜んでくれたことに対して安堵した。

 

でも、マンネリ感っていうのは程度の差はあるにしても、上海に居るからじゃなくて、常に発生し得るもんじゃないか?日本に戻ったとしても毎日自宅に引きこもっている訳じゃない。たまには旅行に行くし、中国を含めて外国の情報が欲しくなることも普通にある。

そんな感覚で上海からプチ旅行をしてみようと思う。

目指すは台湾。えぇ、軟弱モノです。

ただ、上海は「あこがれ」の発信源とは言い難いと沸々と感じ、身近な中国人に聞いてみて確信した。上海発っていう文化は中国人に聞いてもピンと来ないと言う。

他からの流行を展開したり、享受する場としてはアリなんだろうけど。。。

 

また、香港・上海・台湾に留学経験のある日本人に聞いてみると、台湾において、中国語という意味では共通するけど、生活圏としては異国であり、大陸を感じることは無いという。

 

まぁそんな高尚なことは数日の旅行でわかるはずもない訳だが、さしあたって、るるぶ台湾を買ってみよう。