「変わる価値」「変わらない価値」

現在5歳になる息子に、専用のipod touchを使わせ始めて約1年。

最初は、簡単なゲームで遊べれば十分だと思っていたが、間もなくLINEでスタンプメッセージや、自撮り写真を送ってきたりと、適応の早さに感心した。しかし同時に、直感的に使えて楽しめるハード、ソフトを提供している会社の発想力・実現力にも感心した。

その後、自らyoutubeで検索し好きな動画を探すことも覚え、アンパンマンやら仮面ライダーやら、好き勝手に見ている。

ある日、突如「マンマミーア!」と得意気に言う息子。最初はなんのことだろうと思ったが、その後「イッツミー!マ~リオ~!」と言い始めるので、任天堂の「スーパーマリオ」動画を見て覚えたようだ。

聞けば通っている保育園でも言っているらしい。。

「マンマミーア!」は「オーマイガット」のような意味だが、注意深く聞いていると、確かにそんな場面で使っている。

母親にちょっと注意されて「マンマミーア」(これはちょっとテンション低め。「やれやれ」と言ったところか?)とか。

単に語感を気に入っただけじゃなくて、使い方も踏まえている。。

マリオの影響力。。すげ~。

そんな訳で、私自身も乗り始め、「てぃりってぃってぃてぃ てぃってぃ・・」と初代スーパーマリオの曲を口ずさんでみると、息子もついてくる。音感はイマイチだが。

となると、ゲームもできるのか気になったので、初代スーパーマリオを起動!

あのメロディーが聞こえると、子どもの目が大きく見開く。たぶん耳も大きくなっているだろう。

しかし、前進もままならず、クリボーに触れられて終了!

まだ十字・ジャンプボタンの操作はイメージできないようだ。

何度やってもうまくいかず、「パパやって!」になってしまった。

そこで、普段、息子が見ている「DSのマリオブラザーズ」を起動してみる。

初代にも大きく反応したと思ったが、DSになると、ゲーム機を奪い取る勢いで「見せて見せて」と来る。こちらが本命のようだ。

本来のゲーム操作は、やはりできないが、DSにはミニゲームもあって、タッチペンで押すだけのカードゲームなどがある。

これに食いついた。

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マリオという変わらぬキャラクター価値。

性能向上という変える価値。

それによる継続。

任天堂含めてゲーム専用機は現在、厳しい状況。

しかし、その動画をipod touch/youtube で見て、プレイしたこと。

見ているyoutube動画は個人のプレイ記録で、任天堂が提供したものではない。