買ったものを振り返ってみると

健康食品展示会ってのが近所でやっていたので、雨ニモマケズ、タクシーで直行。

いやぁ～ほんとタクシーは安くてありがたい。２０分少々走って片道２５元（５００円弱の感覚）。

さて、以前、健康食品・薬のお勉強・お仕事をしていたお連れさんから、タクシー内で健康食品に関するイメージを聞いてみた。

以前お勤めの会社で販売していた商品の良し悪しは別として、コールセンターにはそれはそれは悲鳴のようなクレームも多々あったとか。

特にダイエット系は面倒な話が多く、逆に太った、という話もあったそうな。

元々健康食品も薬も毛嫌いしている自分としては、いずれにしても眉唾なもんだろうろと、たいした期待もせずに展示会場に到着。

雨のせいか、平日のせいか、混雑も無く入場受付を済ませて会場に入ってみると、真っ先に目に留まったのが「ワイン」「ワイン」「ワイン」。

中央通路をぶち抜くようなブースの並びで、今日の展示会はなんだっけ？と思ってしまった。勢いで数箇所で試飲してしまい、良い気分で別のブースへ。

そこには無農薬米、なつめ入りのお粥、高麗人参、漢方薬、雲南コーヒー、日本で言う黒糖のようなものなど、まともそうな商品ばかりで楽しくなってしまった。

漢方薬ブースでは、日本人と聞いて金持ちと違いされたようで、念入りに診察していただいてしまった。あとで値段聞いたら買っても良かった気もする。

高麗人参って、価値は知らないけど、形が良いものって額縁に飾ってプレゼントするような習慣があるんですね。ん～、これはおみやげに良いなと思いつつ、貰ってどうするんだ？という疑問に関しては、刻んでご飯に入れればＯＫ！とのこと。しかし、東北出身のお連れさんによれば、ここで売られている値段は高すぎるってことでスルー。

台湾で大人気。大陸ではワトソンズ限定販売という顔パック（おみやげとして）１０枚入り、３０元。買い。

雲南コーヒーは、中国のスタバでも採用されてるって話もあり、インスタントコーヒー６缶パック買い。１００元

黒糖２缶、買い。１００元

２３０元（４０００円弱の感覚）か。

その場でもお連れさんから安いですよ！と言われていたが、あとでネットを見て価格を見たら、確かに安く買えている。原価ってどんだけ？

今まで中国土産がどうもヒットしなかったが、これならいける！と思えた。

次回、いつ一時帰国できるのか決まっていないが、その時に反応を確認してみよう。

健康食品というとテレビ通販の決まり文句でもある「個人の感想です。効果は個人差があります。」というテロップやら、ダイエットデビューするタレントなどが浮かんでしまい、、商品以前に胡散臭さばかりがイメージの多くを占めていた。

しかし、今回興味を持ったのはそういう系統のものではない。

製造工程や成分についての見識は無いので怪しいと言われればそれまでだが、それらはクリアしている前提で言うと

　・まず食品としておいしい

　・中国独特ではなく、日本人でも慣れた味

　・産地に歴史や本物感を感じる

　・その上で余分なものが入っていない

だから安心して食べられて、笑顔になれるという価値が乗っかっていると思えた。

ポイントとしては「日本の食品でも似ている味がある」「余分なものがない感」だった。

で、私の場合には

　・中国人に対して話のネタに使えそう

　・日本に帰ったときに中国土産を喜ばれる体験をしたい

というストーリーが乗っかってお土産を意識して買いに走った。

自分が楽しむだけなら、１個ずつで充分だっただろう。

付け加えるなら、買うならここが圧倒的に安いことも。

今日の関心を改めて振り返ってみると、顔パックを除いてドラッグストアというよりも食品スーパーのほうがマッチする商品かもしれないな～。

来週は美容関係の展示会があるけど、もう一度そこで体験してみて自分の関心と適応性を確認してみよう。