居ないとわからないこと

グルメレポートでは無いのですが、私の平凡な上海生活において、日常的な食事はウィグルの料理が一番と気づきました。中国人は新疆(Xīnjiāng/シンジャン)と言いますね。

麺も炒飯もおいしいですよ。

特に炒飯は違和感なく食べられると思います。

その辺にある路面店なら概ね10元程度。

 

有名店では「耶里夏麗」なんだそうで、日本人ブログでもちょこちょこ見かける店です。

お友達の話によれば、夜間出没する屋台もウィグル人がやっていることが多いそうです。そういえば一度行った屋台の味と似てるかも。

 

ウィグルといえば、私にとっては民族問題のニュースで耳にしたものの、何も知らないな~と思いました。ほんとに無知で中国に来たものだとつくづく残念になります。。

なお、「耶里夏麗」は元の言語の発音を漢語にあてたものらしく、「地球」という意味とのこと。

 

その「耶里夏麗」に行ったとき、ウィグル文字を見たのですが、イスラム???

働いている店員さんも、全員とは言わないけど、顔のつくりが。。トルコか??

で、食事のほうは、中には酸っぱくて食べられないものもありましたが、やはりおいしい。

そして、これも中国なんだろうけど、異空間にいるような気がして、とても面白い体験でした。是非また行きたい。

 

 

しかし、せっかくのおいしい食事なんですが、新疆という地域自体がなかなか危ないとか、上海等で日常的に発生するスリ・強盗などの事件を起こす人の中に、ウィグル人の割合が多いとか。。決して飲食店の店員という意味ではありませんよ。

 

中国人の中でもそういう意味で、特別な目を持ってしまうそうです。食事はおいしいから食べるけど。

 

そのあと、アメリカと中国の合作でも話題になっている「アイアンマン3」を見に行きました。ハリウッドが中国に擦り寄っている!といった話もあって、どれだけ中国版はすごいんだろうと思いましたが、、取り立てて騒ぐほどの話でも無かったですね。

 

主要なアクションシーンではないところで中国人俳優が出てくるのと、撮影地のほんの一部中国ってだけ。。これを擦り寄りと呼ぶのはどうかと。むしろ、この程度で喜んで足を運んでくれるお客様が増えるんなら良いと思うけどな。

 

まだまだ浅い中国生活ではありますが、居ないとわからないことって山ほどあるなと改めて感じた先週の日曜日でした。