建設的な議論
奥さんが保育園の保護者会役員をしています。
園によって事情は様々だと思われますが、我が家が預けている園においては、園児の送り迎え時に発生する「路上駐車」が大きな課題となっています。路上駐車する車は園児の保護者のものです。
この課題を解決しようということで、役員会合(園長先生も参加)で話合うとのことで、現状について、奥さんから話を聞きました。
想定される主な原因
①駐車場が無い
②登園時間に制約がある
③保護者自身の出勤時間に制約がある
詳しいことはさておき、これらの原因を取り除くことは事実上無理という前提です。
(園バスという制度はありません)
となると、具体的な課題解決方法が見当たりません。
また、路上駐車が問題なので、自転車や徒歩で送り迎えしている保護者にとっては他人事とも言えます。
これでは保護者各位の問題意識や参加意識も希薄なままになってしまい、問題の先送りになるだけです。
現状、具体的な事故には至っていないものの、周辺住民私有地への無断駐車、園の先生たちが自主的に交通整理をしている負担、近隣警察からの注意など、放置することも難しい。
これはどうしたものか?と更に奥さんと話をしていると、もう一つの原因が浮かび上がりました。
それは、「園に到着してからの送り迎え時間が長い」というものでした。
一概には言えませんが、話を聞いてみると、確かに短縮可能かもしれないことがありました。
たとえば、登園時。現状は年齢不問で保護者が園児に付き添い、園児の部屋まで行き、先生に引き渡す、という状況です。これを、一定年齢になったら玄関で済ませることはできないか?というものです。
奥さんによれば、別の機会に取ったアンケートにも、そのような要望があったそうです。
これを聞いて「送り迎えで車を使っているか否かは関係ない」と思いました。
そして、課題を「送り迎えの時間短縮」にすれば保護者の問題意識・参加意識に共通性が生まれると考えられます。
結果として路上駐車そのものはなくせ無いとしても、時間の短縮にはつながると考えられます。
これでようやく、話の方向性が決まりました。
あとは一旦、奥さんに預けることとなります。
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会話の流れ的に①~③の原因解消は無理ダネ!と言い切ったことで、別の可能性を考えられたことが良かったと思います。
ひょっとしたら・・・というような淡い期待にすがっていても無理なものは無理(少なくとも現時点では)と割り切ると、別のことが出てくるもんですね~。
もっとも、ほんとうに解決したい!という気持ちがあれば、の話ですが。
会合がうまく行くこと、解決することを期待しています。