子メロンからの循環

たまたまダッシュ村の番組を観ていたところ、袋井のクラウンメロンがクローズアップされていた。
静岡はメロン産地として有名なのは知っているけど、実際には身近な話ではなかったので何となく見入っていた。

ぎっしりと張った網の目を出すには間引きをして、丁寧に手もみして・・・と、なかなか手間の掛かる作業があるんだと知った。

上海に居たときはスイカやらメロンやらマンゴーやら、特別感もなく年中食べられるのが不思議だったものだが、なるほどな~と思った。
手抜きしている訳でも無いんだろうけど、こんなにテマヒマかけて育てるよりも、大量生産重視なのかな~と。何せ10億人を超える胃袋があるんだから、いちいち間引きなんてしてられないわな。一方では人口抑制してきたわけで・・・改めて摩訶不思議な環境である。

さて、この間引きされたメロン君たち、、なんとも儚い生命だな~と勝手に涙ぐんでいたところ、何と「子メロン」として食すことができるとのこと。

地元にはメロン農家が無いのでその辺で手に入れられず、袋井まで行くか!と思っていたら、マックスバリューで売ってたぜ!と妻が買ってきました。
ちなみに6個入りで200円。

何、結構普通なの?
いえ、私も食べたことないし。

というわけで、朝食に出ました。
先に子どもたちが手をつけていたようですが、一口かじっただけの残骸が・・・。
あら、味はメロンじゃないんだなと悟りました。

確かに食べてみるといわゆる「キュウリ」です。それ以上でもそれ以下でも無い。
水っ気が少し無いかなと思うぐらいの違いです。

そんなわけで一度に何個も食べられないので、残りは浅漬けコースへ。

わずかながら循環を学んだ一日で御座いました。