エンジョイ!夏休み。

今年の夏休みは、親(私と妻)も満足できる形で過ごせました。
昨年は私が上海単身赴任状態&引越だったので余暇を楽しむ時間に乏しく、一昨年は家族で上海旅行を敢行したものの、暑さでややしんどい旅行となり、それ以前は私も日本に居ましたが、子供が幼いのであまり自由に動けなかったからです。

その点、今年は家も落ち着き、私も日本で過ごしており、子供もオムツが取れてますので、選択肢を柔軟に持てました。

結果、地元のお祭り、花火大会、川遊び、プール、そして一泊二日で家族キャンプとなりました。

息子の絵日記にはキャンプが採用されました。確かに親としても張りきったイベントでした。とはいえ初めてのテント張り。練習した成果は出ましたが、それでも時間がかかり、テントを張り終えるころにはクタクタです。
バーベキューを開いて空腹を満たすころには日も暮れてしまいましたので、
子供たちには手持無沙汰だったかもしれません。

その点、川遊び・プール(流れるプール)関しては、浮き輪アリですが「泳げた」という自覚が持てたようで、流れないプールよりも興奮度アップ。「また行きたい」と言うようになりました。
このプールは市営で入場料もないので、私も妻も、中学生頃まで泳ぎに行ったものですが、それ以来なので約20年ぶり。当時と変わらず営業してくれていることを有難く思い、家族でココに来ていることで改めて幸せを感じました。ふと妻曰く、下手にリゾート行くよりここのほうが楽しいかもしれない、、とのこと。確かに南国風の植林が施されているし、目前には海も広がっているし、海の家で頼んだデカ過ぎるかき氷を添えれば「リゾート来てます」的なフェイスブックが可能な気がします。
チェックインした時点でバレますけど。
そんなプチリゾート気分を満喫したのち、息子の目に入ったウォータースライダー(有料)。残念ながら必要な身長に満たないため断念せざるを得なかったわけですが、「僕はもっとおおきくなりたい」とジャンプして地面を叩き付ける息子を微笑ましく想いました。

花火大会は毎年観覧していましたが、今の我が家にとってベストな観覧の仕方ができていなかったことが今年わかりました。今までは花火が大きく見えたほうが迫力があるだろうと思ってなるべく打ち上げ場所近くまで行くことを優先していました。そのためには車から離れてソコソコの距離を歩く必要があり、着いたところは当然人ごみが激しい場所になっているわけです。
夜とはいえ暑いので、歩くだけでも汗をかくし、近くで見る花火は音が大きくて子供には怖いと感じるほど。時折飲み物や食べ物を買いに行きたくなるので場所をとっても落ち着きづらい。
ということで今年は事前に食料を買い込み、車からも近く、広々とした場所を陣取りました。露天商は無いものの、土手を越えたところにスーパーがあるので不足した食料も調達可能です。むしろ露天商のお祭り価格ではない分、お得です。場所が広々としていたので、子供も走り回って遊ぶこともでき、親も買い物にほとんど行かずに済んだので、落ち着いて花火を観覧できたと思います。

お祭りは我が家の町内で催されるお祭りをはじめ、私や妻がそれぞれ幼いころに行っていたお祭りに久々に足を運びました。
お祭りと言ってもそれぞれの地域で目玉が異なり、七夕、お神輿、盆踊りと様々。我が家の町内のお祭りは私も妻も今年がはじめてでしたが、子供も大人も手作りでお祭りをするのが主旨になっているようでした。露店はありますが業者が集うのではなく町内会で実施。日中は公民館が開放され、お化け屋敷や輪投げなど、子供たちの手作りの催しモノもあるし、じゃんけん大会や、手持ち花火でプチ花火大会、そして伝統の?盆踊り。
会場は公園なので砂場や滑り台などがあるので、その気になれば一日遊べるものでした。
私の生家の町内祭りについては、大した関心も無く過ごしてしまったのですが、数年前からお祭りの主旨となる地蔵尊が移設するだなんだでうっすらと気になっていたことと、たまたま今年は日曜日がお祭りの日(曜日ではなく日が決まっているため)だったこと、現在の我が家の町内祭りに感心したので、生家の町内祭りはどんなもんだろうと確かめたくなってみたので、足を運んでみました。子供のころは日中、子供神輿に一応参加して、お菓子をもらって一度家に帰り、夜の露店がにぎわう頃、兄弟や友達と再度外に出かけて買い物やら何やらして楽しむ、という流れだったので大人の神輿があることすらハッキリ覚えていませんでした。
お昼過ぎに到着し、子供のおねだりにつきあいながら、地蔵尊にお参りし、大人の神輿を観覧。ここでも地域を大切にしようという人々の想いを感じました。

改めて振り返ると、キャンプ以外は近所で遊んだだけで地味な夏休みなのですが、家族でゆっくり過ごせた良い時間でした。流れるプールは今週末までなので、あと一回連れて行ってあげようかな。